11月14日は「世界糖尿病デー」
2018年も糖尿病予防・糖尿病合併症予防活動を行いました
11月14日は「世界糖尿病デー」です。世界各地で糖尿病の予防・対策を啓発するイベントが開催され、建築物などのブルーライトアップ、ウォーキング大会、健康フェスティバルなどが実施されています。
11月14日の世界糖尿病デーは、世界に広がる糖尿病の脅威に対応するために1991年にIDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)が制定し、2006年に国際総会において「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択されると同時に、国連により正式に認定されました。11月14日はインスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日であり、糖尿病治療に画期的な発見に敬意を表し、この日を糖尿病デーとして顕彰しています。
世界糖尿病デーのキャンペーンには、青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」が用いられています。このシンボルマークは、国連やどこまでも続く空を表す「青(ブルー)」と団結を表す「輪(サークル)」をデザインし、“Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズとともに、世界中で糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。
半田病院スタッフも糖尿病予防・糖尿病合併症予防活動を行いました
半田病院でも、美馬・つるぎ糖尿病対策をすすめる会と共に、この取り組みに準じた活動をし、徳島県西部地区の糖尿病予防・糖尿病合併症予防の活動を行っています。
10月23日からゆうゆう館内にブルーサークルをモチーフにしたモニュメント(すすめる会・病院職員手作りブルーサークル)と、世界糖尿病デーの説明のパネルを設置しました。
11月13日はゆうゆう館にて啓発活動を行いました。低カロリージャム・LEDライト・パンフレット・ティッシュを配布しました。
糖尿病の治療では、自己管理が重要な役割を担います。地域で協力し合い、啓発活動をすることで、糖尿病に対する社会的な関心を高め、糖尿病予防・糖尿病合併症予防を行っていきたいと思っています。
少しでも多くの人の目に届き、心に残ってもらえればうれしく思います。糖尿病だけに限らず、健康増進への一助となることを祈っています。
日本糖尿病療養指導士 井上 有佐子