HOME>医療関係者の方へ>医師研修 後期研修>つるぎ町立半田病院/TICO連携 ザンビア共和国 地域医療人材育成プロジェクト

つるぎ町立半田病院・TICO(さくら診療所) 連携 
対ザンビア医療協力:「国境を越えた地域医療人材育成プロジェクト」

2014/11/14 現在

期間

3年間

目的

  1. ザンビア共和国中央州チボンボ郡の地域医療を担う人材育成
  2. 国際医療保健活動と日本での地域医療に関わる人材育成
  3. 両国の医療の向上のための共同研究

活動

1)指導医/パラメディカル派遣

*医師等がチボンボ郡で臨床指導にあたる
(外傷、産科などの救急、総合診療、など。年4回程度1回2週〜8週)
*臨床指導に先立ち、短期派遣(1〜2週間程度)による指導プランの作成
*人材:半田病院の医師(総合診療科に所属)または当院で産科・等の研修をされた医師
*派遣先:チボンボ郡巡回診療、モンボシヘルスポスト、Chisamba Health Center、Liteta郡病院、救急隊

2)ザンビア人医療従事者研修受け入れ(医師、看護師、保健師、助産師、救急隊員、保健活動員など)
*2〜4週間、年間2〜4人
*受け入れ先:つるぎ町立半田病院、及び、さくら診療所などで、医療のみでなく、日本文化との交流も図る
*現地の日本人医療従事者(通訳・研修コーディ―ネーターとして)とともに来県、ないし、上記指導医/コメディカルスタッフが、日本国内にいるときには、通訳・コーディネーターとして動く

3)様々な分野でザンビア側と共同研究を行う
*徳島医学会/国際保健医療学会/地域医療学会などでの発表
*報告会、学習会の開催

4)徳島のその他の地域とも交流

5)各メディアへの広報(新聞、TV、地方雑誌、医師会報、ドクターズマガジンなど)

つるぎ町立半田病院の役割

  1. 地域医療と国際保健活動に関心のある医療スタッフを積極的に雇用し、総合診療ができる医療人としてのスキルアップを支援するとともに、海外活動に対し柔軟に対応する。
  2. 地域医療と国際保健活動に関心のある医療スタッフを全国から募集し、国際総合診療研修コース(※詳細は下記を参照)を支援する。

国際総合診療研修コース:本プログラムは医師免許を有し、プログラム開始時点で初期研修を修了している方が対象です。)

プログラム1年目 プログラム2・3年目

半田病院:総合診療医療研修・月一回さくら診療所勤務

半田病院研修・海外臨床指導:年4回程度1回2週〜8週・月一回さくら診療所勤務

半田病院総合診療科で内科を中心に、小児科・産婦人科・外科で研修し、総合医療の力をつける。年度の終わりに、海外短期研修(2週間)を予定。また、月1回のさくら診療所での研修で、国際保健活動についての知識と診療所での医療を研修。そして、日本でのザンビア人医療従事者研修をサポート。

基本は、半田病院で勤務しながら、月に数回は、診療所において、一人勤務で、診断・治療に関われる医師・コメディカルとしての経験を積む。そして、海外短期派遣で得た経験を活かし、年数回の臨床指導派遣に臨む。また、国内でいる期間は、日本でのザンビア人医療従事者研修をサポート。

上記の通り、原則、まず、半田病院で1年間総合診療に必要な臨床に従事し、短期派遣を経験ののち、2年目・3年目に臨床指導派遣に臨むプログラム。

プログラム終了後、総合診療医としての資格取得を目指すのであれば、引き続き半田病院とその関連施設(徳島県立中央病院救急科・木屋平診療所)での勤務にて、日本プライマリ・ケア連合学会の家庭医療後期研修プログラム(3年間)に参加可能。

  • ごあいさつ
  • 基本理念

 

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