病院長 須藤泰史 掲載日:2015年9月15日(2018年7月4日改訂)
1 当院の特徴
つるぎ町立半田病院は、徳島県の西部、美馬郡つるぎ町にあります。昭和24年に国保直診の病院として開設し、来年70年の節目を迎えようとしております。平成30年6月現在、診療科は、内科(消化器内科・循環器内科を含む)・外科・小児科・産婦人科・泌尿器科・放射線科・リハビリテーション科・耳鼻科・整形外科・総合診療科であり、常勤医師数は16名です。ベッド数は、120床で、10:1の看護体制のもと急性期病院として運営しております。経営状態は良好で、2015年6月には自治体立優良病院表彰(*1)を受けました。診療圏は、人口約9000人のつるぎ町を中心に、周辺の美馬市・東みよし町・三好市の一部を含み、おおよそ3〜5万程度の医療圏であります。当エリアは、吉野川に沿って発展し、中山間地域で、人柄は穏やかな方が多く、とても住みやすいところでありますが、少子高齢化が進み、人口減に悩まされている地域でもあります。
当院の一番の特徴は、町立でコンパクトであることから、すべての職員の仲がよく、医師をとても大切にしてくれる病院であることです。自分も含め、ここで働いた多くの医師がその感想を持たれています(*2 文末の写真もご覧下さい)。また、平成25年に新病棟も完成し、設備も整った非常にきれいな病院です。
*1 自治体立優良病院表彰:これは全国自治体病院協議会より、過去5年間の経営が黒字であり、地域に根差した医療を展開している病院としてお認め頂いた、大変名誉ある表彰です。
2 当院に整形外科医師が必要な理由
当院の整形外科は、平成元年4月に常勤医師が赴任して以降発展し、平成20年に常勤医師が退職する直前までは、年間 146〜172件の手術を行い、医療費の請求額は、入院外来合わせて2億5000万〜3億1800万(平成17年度〜19年度)もあり、医師一人当たりでは、病院のトップでありました。それだけの需要がこの地域にはあります。
厚生労働省の調査では、70歳以上の58%には、腰痛などの整形外科的疾患に悩まされていることがわかっており、周辺に多数の高齢者がお住まいである当院には、なくてはならない科であるのですが、現在は、徳島大学病院より整形外科医師を週3回外来診療に派遣していただいているのみであります。ですので、すぐに外来診療枠が一杯になり(診療予約もなかなか取れない状況)、また、手術・入院ができる他院の整形外科へは、車で40〜50分を要し、当地域の方々のニーズに十分お応えができていない状況です。
3 当院で安心して整形外科診療をするために
もともと常勤医師の働いていたところですので、外来設備はもちろん手術の設備も整っております(新たに必要な物品があれば、要望を伺い、直ちに整備いたします)。
そして、整形外科にて入院が必要な患者さんには、(以前の整形外科常勤医師診療中にもそのように対応しておりましたが、)必ず、内科医師が副主治医として一緒に担当し、高齢者が多い入院患者のさまざまな合併症に対応させていただくように配慮いたします。
その他、赴任していただいた先生の要望には、出来るだけお応えして働きやすい職場を作り上げますので、ぜひ赴任していただければと思っております。
*2 院内のサークル活動 アスリートクラブでの一コマ
採用情報詳細
募集科目 | 整形外科 |
勤務時間 | 午前8時30分より午後5時15分まで(月〜金) |
当直 | 4回/月(日直 20,000円/回 宿直 20,000円/回) |
勤務日数 | 週5日 |
休暇 | 土・日曜日・祭日、有給休暇(20日)、夏期休暇(3日)、年末年始(6日)、介護休暇、忌引等、各種特別休暇あり |
給与形態 | 約13,000,000円 〜 約14,000,000円 (卒後10年目の目安:「医長」) |
諸手当 | 時間外手当、扶養手当、通勤手当、住居手当、医療従事手当、業績手当、拘束手当等、各種特殊勤務手当あり |
昇給・賞与 | 昇給(年1回)・賞与(給与規程により6月及び12月支給) |
加入保険 | 徳島県市町村職員共済組合(健康保険、年金、介護保険)、公務災害(労災保険)、賠償責任保険等 |
勤務可能時期 | 随時 |
提出書類 | 経歴書 ・ 資格証明書 ・ 健康診断書 |
仕事内容 | (必要な経験)整形外科領域における外来・病棟・手術業務等全般 |
学会参加 | 有り |
福利厚生 | 官舎(3LDK・1K)、育児休業手当金、産前産後休暇、退職金、互助会、 バーベキュー大会、アスリート・釣り・ゴルフ・テニス等各種クラブあり |
問い合わせ先 | つるぎ町立 半田病院 事務長:丸笹まで 〒779-4401 徳島県美馬郡つるぎ町半田字中藪234-1 Tel: 0883-64-3145 |