大久保洋一先生 ザンビアでの活動報告会
3月17日 当院で総合診療科医師として、“国際総合診療研修プログラム”で研修中の大久保洋一先生から、今年1月末〜2月中旬までアフリカ・ザンビアで経験した医療施設研修についての報告会が当院大会議室で行われました。
ザンビアでは、都市部ではインフラも整い一見立派な医療施設もありますが実際には十分に機能していなかったり、へき地ではそもそも十分な医療施設がなかったり、全ての地域で日本のように一定水準の医療が受けられる状況ではなく、また、特にへき地では医師・看護師などの医療のプロフェッショナル以外のボランティアにより医療が支えられている状況であり、今後も国際的な医療支援の必要性・重要性があることが大変よくわかりました。
そして、大久保先生が、当院での総合診療医として地域医療を経験しながら、その経験を国際医療貢献へつなげていく“国際総合診療研修プログラム”の意図を具現化するために第一歩を踏み出してくれたことをうれしく思いました。
当院も引き続き、大久保先生の国際研修を支援するべく、来年度も海外赴任できる態勢を整えていく予定です。
また、次の報告会を楽しみにしています。
(文 須藤泰史 病院長)