助産等の費用に係る消費税の課税誤りについて
(お詫びと返金のお知らせ)

 当院において、助産に係る費用の一部を消費税の課税扱いとして処理し、誤って徴収していたことが8月中旬の内部調査により判明いたしました。ご迷惑をおかけしました関係の皆さまに対し深くお詫びを申し上げます。今後は、対象金額の返金作業に全力を尽くすとともに、法令順守の徹底と確認体制の強化など再発防止に努めてまいります。

1 事案の概要、発生原因

 平成3年(1991年)10月の消費税法改正により、助産に係る消費税は「非課税」扱いとなりましたが、この情報を正確に反映していなかったことから、室料など、入院費用の一部において課税扱いが継続していました。

2 誤って課税していた主な項目(返金の対象となる項目)

  • 室料差額(個室料金)・腹帯 ・T字帯 ・弾性ストッキングなど
    ※分娩費用総額にかかる消費税ではありません。

3 返金対象者

(1)会計データの存在する期間の方
 平成23年(2011年)4月1日~令和6年(2024年)8月31日に助産に関する入院治療をされた方。

【対象者】 約5,000人
【返金額】

現在精査中です。入院期間中に個室を利用されていない方は数円、
個室にて数か月の長期入院をされていた方は、数万円の返金が発生することを想定しています。

  案内文書を発送いたしますので、氏名・住所・電話番号に変更がある場合は、窓口や電話、専用フォームにてお知らせください。
※なお、こちらからの通知を希望されない方は窓口や電話にてご連絡ください。

(2)会計データの確認ができない方
 平成3年(1991年)10月1日~平成23年(2011年)3月31日に助産に関する入院治療をされた方。
 当院での会計データ確認ができないため、領収書や母子手帳等をご提示いただくことで内容を確認後に返金等の手続きを進める予定です。
 まずは、窓口や電話、専用フォームにてお問い合わせください。

4 返金方法

 対象者には、返金額と返金手続き方法を記載した文書を順次発送しますので、口座番号などを記入いただき返送をお願いします。

 原則、口座振込での返金となります。窓口での返金はできませんのでご了承ください。

※ご注意ください!
 返信いただいた郵便に対し確認の電話をさせていただく場合があります。その際に「カードの暗証番号の確認」や「手続きのために金融機関のATM操作をお願いすること」はありませんので、なりすまし等にはご注意ください。

5 再発防止策

 会計システムを修正し、令和6年9月以降の請求については正しい請求を行っております。また、平成3年10月の消費税法改正によって非課税となった費用だけでなく、改めて当院で徴収している費用等について、課税区分の取り扱いが適正であることを確認いたしました。
 今後は、病院職員・委託業者・システムベンダとの連携を強化し、複数人での業務の引継ぎ・法令の確認を徹底して行うなど、個々のスキルアップを図るとともに、病院全体で再発防止に取り組んでまいります。

6 問い合わせ先

つるぎ町立半田病院 医事課
TEL:0883-64-3145(代表電話) FAX:0883-64-3160
受付時間:平日の8時30分~17時15分
※時間帯によっては、電話がつながりにくい場合や、窓口対応が難しい状況があることをご理解、ご了承ください。

また、時間外やお電話での対応が難しい場合には、下記フォームを利用してのお問い合わせをお願い申し上げます。

お問い合わせフォーム  

こちらのQRコードからでも専用フォームへアクセスできます。

令和6年9月1日 病院長

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