お産に関するQ&A
Q10 分娩後すぐに赤ちゃんを抱けますか?カンガルーケアはできますか?
令和5年1月現在
以上ですが、そのほか御質問がありましたら、
本ホームページ医局宛にメールをお送りいただければ幸いです。こちらから>>
Q1 里帰り分娩ではどうすれば? 分娩予約は?
当院は分娩数の制限をしておりませんので、事前に分娩予約をとる必要はありません。ただし、合併症のある方は、当院でのお産が可能か、あらかじめお問い合わせください。
34週以降は当院で妊婦健診をうけていただきたいと思います。
帰省後の最初の診察は、午前中の予約診察になります。電話で予約をおとりください。
また、予約日までに、現在通院されている病院から紹介状及び検査結果をFAXしていただきますようお伝えください。
診察予約・予約変更は、平日午後1時~午後4時の間に下記へお電話ください。
受診の前日および当日の予約は承れませんのでご了承ください。
代表電話:0883-64-3145
FAX番号:0883-55-4035(地域連携室)
Q2 出生前診断について
出生前診断とは、お母さんのお腹の中での赤ちゃんの状態を把握するための検査を行うことです。一般的には、超音波検査、お母さんの血液検査(NIPT、トリプルマーカー)などの非確定的検査や、羊水検査(お母さんのおなかに針を刺して羊水を採取し羊水中の赤ちゃんの細胞を検査する方法)などの確定的検査があります。ご希望の方にはトリプルマーカーは妊娠15~18週ころ、羊水検査は16~18週ころ行っています。NIPTについては妊娠9週以降に実施機関に紹介させていただきます。出生前診断については倫理的な問題も存在することから、受けるにあたっては慎重な判断が必要です。また、夫の理解と同意も不可欠です。外来で相談に応じさせていただきます。
Q3 超音波検査で赤ちゃんのどんなことがわかるの?
妊婦検診時に毎回超音波検査を実施しています。赤ちゃんの成長の様子がみられ、推定体重がわかります。赤ちゃんが動いている様子は、ご自身のスマートフォンで録画することができます。赤ちゃんの元気さがある程度わかる場合があり、赤ちゃんに異常があれば診断できることもありますが、検査の限界があることをご承知おきください。当院では、赤ちゃんの性別を知りたいか、もし異常が見つかった場合にどの程度のことを知りたいか、あらかじめ問診をとらせていただくようにしております。
Q4 3D(4D)超音波検査について
3D超音波検査では、立体的に赤ちゃんを映し出すことができます。4D超音波検査では立体的で、しかもリアルタイムで動いている様子が映し出されます。希望の方には実施できますのでお申し出ください。ただし、赤ちゃんの向きによっては、画像が鮮明に見えない場合があります。
Q5 立会い分娩は可能?
ご家族お一人様の立ち合い分娩ができます(経腟分娩に限ります。帝王切開での立ち合いはできません)。
Q6 無痛分娩はできますか?
当院では無痛分娩を行っております。(当院における無痛分娩のお知らせ)(無痛分娩施設情報一覧)をご参照ください。
Q7 計画分娩、陣痛誘発を行ないますか
原則として医学的適応のある場合に、陣痛誘発・促進を行っています。上のお子さんをあずかってもらう都合といった事情には対応することもありますが、家族と同じ誕生日にしたいというようなご希望には対応していません。最近では、無痛分娩を行う場合に計画分娩を併用することも多くなっています。
Q8 出産法について 、自然分娩ですか?
必要としない限り医学的な介入をしないようにしています。できるだけ自然なお産ができるよう、助産師が様々な工夫をして、ケアにあたらせていただいております。
Q9 会陰切開について
会陰切開を行うかどうかは、赤ちゃんの状態や会陰の進展具合など、赤ちゃんが出てくる直前になってみないとわからないものです。会陰切開をできるだけ避けたい、その他分娩に対するご希望がありましたら、助産師外来でお話を伺いますので、妊婦健診の際に担当医師にご相談ください。
Q10 分娩後すぐに赤ちゃんを抱けますか?カンガルーケアはできますか?
分娩後、お母さんは赤ちゃんを抱くことができます。ご要望に応じて、お産の直後からお母さんと赤ちゃんが肌を直に触れながら胸にだっこするカンガルーケアをすることができます。お産の際にお申し出ください。
Q11 入院中の病室 母子同室・別室?
当院では母児同室をおすすめしています。ただし、産後のお母さんや赤ちゃんの体調にもよりますので、柔軟に判断していただけます。大部屋入室の場合は、赤ちゃんの安全確保のため母児別室となります。母児同室の際は、赤ちゃんを感染から守るため、体調の悪い方の入室をご遠慮していただきます。
Q12 分娩費用(正常分娩)
標準的な費用(入院期間5日間、個室料金を含む)はおおよそ53万円程度です。状況によっては、この金額よりも増える場合もあります。出産一時金の事前申請は、出産予定日の1ヶ月前からできますので、当院外来で順次ご案内させていただきます。
Q13 産科医療補償制度とは?
お産をしたときに何らかの理由で障害を抱えた赤ちゃんとそのご家族のことを考えた補償制度です。掛け金は参加施設が負担します。産科医療補償制度の詳細については下記のホームページをご参照ください。
http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/
Q14 女性の産婦人科医師はいますか? 当直医何名? 助産師何名?
産婦人科医師は4名で、うち3名が女性医師です。夜間・休日の当直医は1名、自宅待機医師1名の体制です。産科病棟の助産師は12名です。
Q15 年間分娩件数
「各種統計資料」を参照してください。
Q16 休診日は?日曜日・祝祭日などの体制は?
外来休診日は土日・祝祭日です。火・木曜日の午後は手術のため外来診察は行っていません。
土日・祝祭日の入院患者様、産婦様、急患患者様は当直医が診察させていただきます。
Q17 産科セミオープンシステムとは?
妊娠34週以前は、より近距離の病院や診療所で妊婦健診を行い、それ以降は分娩をする施設へ通院する制度です。妊娠34週以前にも2回程度分娩施設を受診していただきます。
詳細については当院へお越しの際にお尋ねください。